帯状疱疹で入院したときのバルトレックスの使用回数

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因となって発症する病気です。特徴としては、はじめに体の片側にピリピリとした痛みを感じ、その後ぷつぷつとした赤い発疹ができ、小さな水疱となって帯状に広がっていきます。よく出る部位は背中や胸、腹部などですが、脚や手・顔にもできる場合もあります。早い段階で気づいて治療を開始すれば、飲み薬や塗り薬などで対応でき、症状もひどくならず軽症で済みます。なかなか気づかなかったり診断が遅れたりすると重症化してしまい、入院して治療しなければならないケースもあります。また高齢者や病後などで免疫力が低下している人などは重症化する恐れがあるので入院治療を勧められる場合があります。
入院して治療を受けるときに使用されるのがバルトレックスという薬剤です。これはヘルペスウイルスの増殖を抑える作用をもつ薬剤で、早く使えば使うほど効果を発揮します。飲み薬や塗り薬もありますが、入院の場合は点滴を用いた治療が行われます。使い方は体重1Kgあたり5~10mgを1日3回、点滴静注していきます。これを7日間続けますので、使用回数は21回となります。痛みがひどい場合は鎮痛剤などが追加されることもあります。また帯状疱疹の発症は免疫力の低下によっておこっていますので、入院中はゆっくりと体を休めて静養することが大切です。
体の発疹が消えて治った後も、帯状疱疹後神経痛という症状が残ることがあります。発疹が起こった場所の神経が刺激されて痛みがずっととれないのです。時間の経過とともによくなることもありますが、重症だったケースではなかなか改善されない場合もあるので、日常生活に影響が出るようであれば医師に相談して治療を受けることが必要になります。